現役看護師のずみかんです🍊
私は今年で看護師歴6年目となりますが、正直国家試験には落ちたと思っていました。
何故なら、自己採点で必修が2点足りなかったからです。
その時の絶望感と言ったら…
お題を見て、当時の記憶が鮮明に思い出されたのでつらつらと書いていきます。
勉強が苦手な看護学生
当時、勉強が苦手だった私はテストの前日に一夜漬けをするような学生でした。
今や勉強法を記載している書籍には当たり前のように書かれていると思いますが、一夜漬けでは長期の記憶には残りません。
膨大な範囲を数日で詰め込もうとするのがいけないのですが…追い込まれないとやらない学生でした。
専門学校に通っていたため、赤点を取り続けると留年になってしまうので赤点スレスレをキープしていました(笑)
模試の結果が酷すぎてクラスから合格者はほとんどでないといわれた代
なんとか最終学年まで移行し、無事に実習を終えた後国家試験の勉強が開始しました。
が、私たちの代は”落ちこぼれ”と直接いわれたダメダメな代でした。
教員が持参した問題を解くのですが、まったく点数が振るわず…
教員たちから
「合格して欲しいけど、あなたたちは特に頑張らないと厳しい」
と言われ続けていました。
当然、私も模試の判定はいつも”E”。
今まで面接や推薦で学校を通ってきた私にとっては試験勉強が特に苦痛でした。
国家試験全日程終了後の事件
都内の某会場で開催され、全日程終了後に打ち上げに行きました。
まだ合格発表もされていないのに友人たちと飲みながらお互いに採点しました。
私以外の全員は「安心した!大丈夫そう!」と笑顔でお酒をあおっていましたが、私だけ違いました。
必修科目が2点足りなかったのです。
一般科目が合格点に達していても、必修科目が足りなければ不合格になります。
もう絶望でしかありません。
顔を真っ青にしながら私はお酒をあおっていました。
結果発表
教室で全員集まり、合格発表を一斉に見ました。
そして…
なんと、全員国家試験合格!
落ちこぼれと言われた代が、数年ぶりの快挙を成し遂げました。
全員合格!と書かれたくす玉を割って、教室の中でどんちゃん騒ぎしたのはいい思い出です(笑)
最後に
今でも忘れられないのは、国家試験の最初の問題が”日本の年間自〇者数を選択せよ”だったことです。
看護師が、そんな数字まで覚えなきゃいけないのか・・・?と疑問に思ったのと同時に、そんなの分かるか!と絶望に陥ったのを覚えています。
年々、看護師の質を高めるためと称して内容が難しくなってきているようです。
ただ難しいのではなく、看護師になってから活かせるような問題を作って欲しいと思います。
最後に言いたいのは
もう学生には戻りたくない。
これに尽きます(笑)