はてなブログ10周年特別お題|10年で変わったこと・変わらなかったこと
結論から言うと
努力すれば報われると本気で信じていたけど、報われないこともあるから諦めも肝心だと学んでしまったこと。
変わらないのは真面目な所だけ。
この10年間に一体何があったのか
比較しながら体験談を元にお話ししていきます。
興味がある方は読み進めてみてください。
10年前の私
10年前といったら、当時の私は高校1年生です。
毎年全国大会に出場する部活に入部し、朝5時から自主練を始めて18時に帰宅する生活をしていました。
もちろん、文武両道を求められていましたから赤点はご法度でしたので勉強も頑張っていました。
授業中に眠ると同級生に呼び出されて注意を受けたのは良い思い出です…笑
所属していた部活では精神論が特に根強く
『二流三流になりたいならそのままでいい。でも、目指してるのが一流なら今のままではダメだ』
『時間がないはただの言い訳だ。時間は作るものなんだ』
と毎日毎日言われていました。
努力は報われる。
頑張り続けた先に手にできるものがある。
諦めてはいけない。
血反吐を吐きながらも部活に熱心に取り組み、実際に3年連続で全国大会出場し2年連続で日本一になりました。
観客の歓声や、白いスポットライト、そして日本一のトロフィー…今でも感動は忘れられません。
「努力は報われるんだ。頑張った先に成功があるんだ。諦めず突き進んで本当に良かった。」
当時の私は心の底からそう思っていました。
そして10年経った現在
紆余曲折を経て念願の看護師になりましたが
看護学生時代に憧れていた看護師像が崩れ
新人で入職した病院でいじめ、パワハラ、セクハラetc…
転職先でも馴染めず、絶対にならないと思っていた精神疾患も発症しています。
努力は報われるから真っ直ぐ進もう!
と本気で信じて自分なりの努力をしましたが
努力の仕方が間違っていたのでしょう。
進んでも進んでもゴールが一向に見えず、一寸先は闇でした。
新人で入職した先の師長や先輩たちの言葉はいまだに覚えてます
『あなたはとても変な人だよね。』
『看護師が偉いとでも思ってるんでしょ。態度に出ててるから。見ててイライラする』
『あなたがどう頑張ったかなんていう過程はどうだっていい。結果が全てなんだよ。』
そんなことないなどと反論すると、言い訳は聞きたくないと黙るように言われていました。
看護師がそんなこと…なんて思う方もいると思いますが当時の私は極限状態でした。
出勤するたびに、この電車に飛び込んだら…この車の前に飛び出れば…なんて思っていました。
でもそのたびに家族の顔が浮かぶんです。
悲しませてはいけないと、良心が叫んでいましたが私は耳を塞いでしまいました。
最終的には急性アルコール中毒で終わらせてしまおうと、家族分の遺書に現金をしたため、致死量のウイスキーボトルを購入して一気飲みしました。
…しかし、元々アルコール耐性が強いので二日酔いで終わりました。
さまざまな本を読んだ今なら分かります。
努力ではどうにもならないことが世の中にはたくさんあるのだと。
そして時には諦めることも肝心だと。
今は柔軟に考える力が身につきました。
ストレスをのらりくらりと自分なりにかわしつつ
今は楽しく看護師を続けられています。
ストレスから真っ向から立ち向かう努力をしても、ストレスの方が強いですから心が折れます。
だから私は諦めました。
のらりくらりと闘牛士のように、うまくかわしていく方法を身につけた私は最強だと思います(笑)
唯一変わらない”真面目さ”
唯一変わらないのは真面目さです。
薬でようやく本来の私が戻ってきた気がします。
面白いことも大好きで、相手が喜ぶことが何よりもうれしいのでサプライズなどの企画も積極的に行っていました。
ただ、はじけすぎないよう節度を持って楽しむ常識は備わっています。
ルールや常識から外れたことはやりたくないですし
頼まれた仕事は責任持って取り組みたいと思ってます。
そのせいか、まだ20代ですがキャピキャピしたような感じがしないとよく言われます(笑)
30〜40代の既婚者または子育て中のお母さんに見えるそうです…
私の心境は複雑ですが、それだけ精神的に大人になったのだと思うと感慨深いですね。
まとめ
楽しいことも辛いことも全て経験してきたからこそ、私は濃い10年だったと断言できます。
そして皆さんに問いたいです。
あなたの人生は誰のものですか?
簡単ですよね。あなたの人生はあなただけのものなんですよ。
いつ人生が終わるか分からないのに、他人に左右されたままで良いわけはありません。
私は他人に左右されて、人生を自分で終わらせようとしてしまいました。
でもそんなの勿体ないと今の私なら言えます。
時間は有限です。
1分1秒そしてこの瞬間も終わりへのカウントダウンは止まっていません。
今、この瞬間に終わってしまっても構わないと思えるぐらいこの先もより濃い人生にしていきましょうね。
最後まで読んでくれてありがとうございました🍊
また次の記事でお会いしましょう!