医療の中には外科、内科とざっくり分けると2種類ありますが
細分化すると診療科は多岐にわたります
その中でも現在私が勤務している脊椎外科での1日をお伝えします
【この記事はこんな人にオススメ!】
- 外科系に興味がある
- 脊椎外科に今度勤務する
- 看護師の1日を知りたい
1.ざっくり勤務の流れ
7:40 出勤 受け持ちの情報収集
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8:30 申し送り
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9:00 全患者の清拭
外来から入院患者の申し送り受ける
手術後の傷の処置介助(回診)
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9:30 点滴の確認 退院患者や手術患者の準備
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9:40 リーダーへ申し送り
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9:50 ラウンド開始
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11:00〜11:30 血糖測定
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11:20〜12:30 どこかで45分休憩
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13:00 全患者の部屋の掃除
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13:30 昼のカンファレンス
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14:00 午後のラウンド開始
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15:30 最終ラウンド 尿破棄
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16:30 夜勤者へ申し送り
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17:00 退社
ざっくりと1日の流れをお伝えしましたが
こうやって時系列にすると時間すごくあるじゃない!
って思われがちなんですが…日によります笑
2.実際はどうなのか
手術の日は患者のオペ出しやオペ迎えもありますし
オペから帰ってきた後は帰室時、15分、30分、1時間、2時間、4時間後と状態観察が必要です
状態に異常があった場合の医師への報告や
処置の介助にもつきます
また、緊急入院がある病院ですので
いつ来てもおかしくありません。
17時ギリギリに上がってくると残業確定です
委員会に所属している場合には
委員会出席のために最低1時間は時間が取られます
私は身体拘束に関する委員ですので2ヶ月に1回は出席しています
外科系あるあるだと思いますが
いつ何があるかわかりませんので
その時に応じて臨機応変に動けるフットワークの軽さと判断が必要になります
3.脊椎外科の特色
脊椎外科では首や腰の手術をされる方が殆どです
稀に脊髄損傷で全く動けない方も居ますが
基本的には自立されている方が多いです
病院にもよりますが
骨を固定するような大きな手術をされた場合には
私が勤めている所では安静期間が数日あります
この間に せん妄 になる方は多いですね…
せん妄になった女性に腕を噛まれたことがあります笑
そして、必要であればコルセットを作ってもらいそれをつけて離床します
歩行器を使用したり、無理そうなら車椅子を使用したりとその人に合わせた離床方法を選択します
なので術後は疼痛コントロールやリハビリがメインですね
4.脊椎外科の魅力とは?
私は患者さんと関わるのが好きですが
のんびりとした性格なので内科系だと思っていました
けど実際内科に勤務すると、状態の変化がなく退院できなくてメンタルが落ち込んでいる方や
時にはお見取りをしたりと…HSP気質のある私には非常に辛かったです
脊椎外科は手術をすると段々と回復し、自宅へ退院される方がほとんどです
嫌がっていたリハビリを頑張って、最後は笑顔で退院されていく方を見ると嬉しいですね
頑張った分だけ成果が見えるのが、私的には合っているなぁと思っています
また、『骨』という特化した分野なので
色んな勉強に追われず集中してその分野を学べるのも特徴ですね
5.まとめ
いかがでしたか?
他にもこんなこと聞きたい!ということがあれば
コメント頂けると嬉しいです✨